簿記って何ですか?
財務諸表を作るための技術で、具体的には財産の状況を把握するための貸借対照表と財産の動きを把握する損益計算書を作成する技術になります。
どんな資産を持っているかがわかる表が貸借対照表、その資産の増減がわかるものが損益計算表ってイメージね
その貸借対照表と損益計算表を作れば、財務諸表になるんですね
残念ながら違うわ。財務諸表は貸借対照表と損益計算書だけじゃないわよ。製造原価報告書など他の資料も必要だから、その点は注意しなさい
そうなんですね。単純に考えちゃダメってことなんですね
単式簿記と複式簿記
簿記には単式簿記と複式簿記に区分できます。単式簿記とは、収支と残高を記録するやり方で、複式簿記は収支と残高のほかに財産の状態も記録します。
ちなみに家の家計簿は単式簿記になります
それに対して複式簿記は、単式簿記の内容に資産の種類を加えるってところね
財産の状態って、現金がこれぐらいあって、証券がこれぐらいあるって感じになるのかしら?
その感覚でいいわ。あと、資格になっている簿記は複式簿記になるってことも覚えておきなさい
まとめ
- 簿記は財務諸表に必要な財産の状況を把握するための貸借対照表と財産の動きを把握する損益計算書を作成する技術
- 財務諸表を作るには、貸借対照表と損益計算書だけではなく製造原価報告書なども必要
- 簿記には単式簿記と複式簿記がある
- 資格で必要なのは複式簿記
会社で使われる簿記とは、複式簿記が主流となっていますので、その分、学ぶことは多くなりますが、2級ならそこまで難しくはありませんので、じっくりやっていきましょう。
簿記2級なら、独学で何とかなる!やればできる!
あんた、金がないから独学でやるしかないんでしょ
茉莉ちゃん、それは言わねえでくだされ~