結論からいえば、給与計算実務能力検定の資格を取ったからと言って、即就職できるわけではありません。
公式テキストの表紙に書かれている一文を見て、錯覚するひともいるかもしれませんが、「就職に有利」であって「就職できる」じゃないんですよね・・・
何故かというと、給与計算って、資格なくてもできちゃうからです。それにつきます。
それに、ぶっちゃけ資格のレア度も低いですし・・・
実際、試験会場に行ったとき、事務系の資格なので女性の方が圧倒的に多くて、みなさん一生懸命試験直前までテキストを読んでいる姿を見たとき、ふとこのことを思いました。
もしかすると、この資格を取れば就職できると夢見てるひといるんじゃないかって・・・
ちなみに、私は早く会場に着いてしまったので、ひとりスマホでゲームしていてかなり浮いていた記憶があります(^^;
とはいえど、まったく使えないかというと、わずかですがこの資格の保有者を優遇する採用もあるみたいなので、決して取っても意味がないわけではありません。また、経理の仕事をしている人間には、スキルアップになりますので、同種の方にはオススメできます。
今回はそんな給与計算実務能力検定の概要をお伝えします。
三剣は一応、1級の資格持っているんだっけ?
1発で1級取りましたよ~
ただ、資格を取っても自分の給料上がりませんけどねえ(爆)
まあ、世の中そんなに甘くないってことね
給与計算実務能力検定の試験って、どうなっているの?
給与計算実務能力検定は1級と2級に分かれており、それぞれで試験があります。
選択式の知識問題と計算問題で構成されており、2級は知識問題が35問、計算問題が5問となっていて、計算問題も選択式になっています。
1級のほうは、選択式の知識問題が30問、計算問題が10問となっており、計算問題は実戦形式で記述式となっています。この点が2級との大きな違いになっています。
計算問題の形式が大きな違いね
給与計算実務能力検定の合格ボーダーはどうなってるの?
給与計算実務計算能力検定に合格するには、2級は全体で7割以上の問題を正解すれば合格になります。
1級については、全体で7割以上正解し、かつ計算問題を6割以上正解すれば合格です。
1級は計算問題を6割以上正解しなければ、知識問題で及第点出しても不合格になります。
1級は計算問題を10問中6問以上正解しないと不合格になるのね。意外と厳しいかも
1級に合格できるか否かは、この10問の計算問題の出来にかかっているといっても過言じゃないです
合格率ってどれぐらいなの?
給与計算実務能力検定の合格率は2級だとだいたい75パーセント、1級だと50パーセントぐらいです。
正直、難易度は高くありません(^^;
難易度はそこまで高くないのね
資格のレア度が低いというのは、そういう点です。このレベルの資格では、就職で圧倒的優位には立てないのが現実です
給与計算実務能力検定の試験っていつあるの?
給与計算実務能力検定の試験は、2級だと年に2回(11月と3月)、1級だと年に1回(11月)あります。
試験回数が少ないので、落としちゃうと次の機会を待つ期間は長くなります。
11月の試験については両方あって、午前が2級、午後が1級という試験時間になっていますので、11月に受験する場合、両方の試験を受けることができます。
意外と回数がないのね
回数が多いと、多分・・・じゃないかなと思います(汗)
何、肝心なところ伏せているのよ
営業妨害になるかもしれませんので、伏せさせて頂きました(汗)
受験料っておいくら?
受験料は2級だと8,000円、1級だと10,000円かかります。あと、合格した場合、認定登録料として2,000円別途かかります。さらにこれは2年ごとに更新する必要があって、その都度5,000円かかります。
地味に金がかかる資格だったりします(^^;
更新料5,000円って、それって、ぼ・・・
朝陽ちゃん、それ以上は言わないでくだされ~(汗)
とはいえど、その点は私も同じように思う部分はあります(^^;
まとめ
今回の記事のまとめは以下のとおりです。
- 給与計算実務能力検定は1級と2級の2種類に分かれている
- 給与計算実務能力検定に合格するには全体で7割以上の正答率が必要。1級だとさらに計算問題を6割以上正答する必要がある
- 給与計算実務能力検定の合格率は2級だと約75パーセント、1級だと50パーセントぐらい
- 試験は2級だと年2回(11月と3月)、1級だと年1回(11月)行われる
- 受験料は2級は8,000円、1級は10,000円かかる。さらに登録料で2,000円、更新料(2年ごと)で別途5,000円かかる
今回は給与計算実務実務能力検定の概要を簡単にまとめました。
次は試験の攻略法、勉強に関する小技などを紹介します。